2016年09月17日

04 水彩


オリジナルの動画は投稿当時だけでなく、その後もボカランED効果だったりニコ動のピックアップ効果だったりで何年かに渡ってリバイバルで伸びたという変わった評価のされた曲。

当時は多くを語りはしませんでしたが、この曲は亡くなった友達に向けての曲です。人生20年弱といえども、そうはいっても人の死といのを経験するのは何度かありますが若人のしかも身近な人に起こるという事がその瞬間はなかなか飲み込む事が出来ませんでした。

人が亡くなるとどうしても知人内の会話でその人の名前を口にするのが気まずくて存在が記憶の中の人になってしまいがちです。受け入れきれないという理由もあると思います。だけれどもその人が生きていたという事実は本物であって、なかったことのようにしてしまうのはもっと悲しい気がして何か形として存在の証を残す(遺す)必要があるんじゃないかと考え、私は曲という形でこの人の存在を刻みました。あなたの生きた証を形に残して忘れないようにするから安心しなさいという気持ちを込めて。

だからこの歌の中で描かれている水彩画というのはその人の遺影みたいなものになります。だけど、決してモノクロではなく鮮やかに彩られた遺影です。水彩絵具は油彩やアクリルとは違って、乾いてもまた濡れれば簡単に溶け出して色合いがあっけなく変わってしまいます。なので水彩は生命の儚さのメタファーみたいなものです。

ボカロ1st Album
pastel composition
image.jpg
配信中
ダウンロード価格:1,500円(一部を除く)
新曲含む全26曲収録

【配信ストア】
・iTunes: https://itun.es/jp/2nTGeb
・その他:http://www.tunecore.co.jp/artist/junjougakudou
posted by 拓巳 at 18:27| Comment(0) | ライナーノーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03 アネモネ


作品が作者の手元から離れて鑑賞側に届いた時、作者の意図を完全に汲み取るような鑑賞をする事はまずありません。思い入れの強い自信作なのに思ったほどウケない、或いは何も考えずに作った作品が何故か好評を得たりってのがよくあるパターンだと思います。このアネモネという曲は個人的に後者にあたります。今回のアルバムの選曲において「絶対外せない(外したらブーイング食らっちゃう)曲」の一つです。

この曲を書いた16歳の当時は歌のような恋愛以前にも恋愛のれの字すら縁遠い時でした。過去のブログでも語った内容ですが、当時は丁度レミオロメンの「粉雪」がヒットしていた時代で、単純にそうゆう曲を書いてみたいという好奇心から生まれた曲です。それが、思いの外好評頂いてる現状を本音では少し戸惑っています。外国の方からもTwitterで”I love it”のメッセージを頂きもしました(そして、それに頑張って英語の返事を送ったという)
なんで、こんなに人気なんでしょうね?

だからといって嫌いな曲というわけでもないです。メロディーラインは綺麗だと思うし、コードも少なく簡単なものでできてるので弾き語りしやすい持ち歌になっています。そういう点が好評頂いてる理由なのでしょうか?

ただ以前の書き込みに記したように、アネモネ自体は好きな花ではないです(汗)というとなんだか大塚愛の「さくらんぼ」みたいね(※大塚愛の代表曲であるが当の本人はさくらんぼが苦手)

収録されたのはいろはVocalの168edit版(ただし動画版とミックスは事なる)になります。巡音ルカ(というよりクリプトン社のボカロ)は配信サービス側とのライセンスの兼ね合いで今回は収録を見送る事にになった為、他にも「病弊」と「漣」でもルカの代わりにいろはVocalになっています。

ボカロ1st Album
pastel composition
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配信中
ダウンロード価格:1,500円(一部を除く)
新曲含む全26曲収録

【配信ストア】
・iTunes: https://itun.es/jp/2nTGeb
・その他:http://www.tunecore.co.jp/artist/junjougakudou
posted by 拓巳 at 12:04| Comment(0) | ライナーノーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする